かきのみ園クリスマスコンサート（2019年12月20日）

　2019年、12月23日。恒例となりましたかきのみ園でのコンサート。今回で7回目の訪問。半年に一回のペースでお邪魔すると、園児さんたちの成長がよく分かります。初めてお邪魔した時に2歳児、3歳児だった子たちが、年長さんでみんなをリードしています。定期的にお邪魔すると、その姿を実感することが出来るのが嬉しいことです。 　今回も近くの保育園の年長さんも来てくれて、たくさんの小さいお客さんたちがみんな期待に目を輝かせて待ってくれています。 　「何回か来てるけど覚えてるかな？」と聞くと「れいたくーーん！！」と大きな声で答えてくれました。年に2回しか会うことはできませんが、ちょっとでもみんなの中に何かが残ってればいいなと思っているので、名前を憶えていてくれて本当に嬉しかったです。れいたも小さなお友達の声をしっかりと聞いていました。

　くろちゃんの元気な司会の問いかけひとつひとつに反応がよく、楽器紹介やサザエさんのクイズも「はーーーい！！」「知ってるー！！」と大きな声で返事してくれます。あまりにも楽しいのか、曲名を言っただけで大合唱が始まることが何度もあり、なんともノリノリな子供たちでした。大きな声で歌ってもらえると、私たちも演奏がより楽しくなり、ついつい聴き入ってしまい楽譜を見落とすこともしばしば(;^_^A

　かきのみ園は1歳児の小さい子からいるのですが、小さい子は演奏が始まってしばらくすると船を漕ぎ始める子が必ずいます（笑）よく音楽を聴いて寝てしまうのは、心地よいからだという話を聞いたことがあります。確かに、音が気になって寝れないこともあるのですから、目の前でうとうと体が揺れ始める子を見ると、私たちの演奏が心地よいんだな～と思い、またその睡魔と戦っている姿がおかしくてかわいくて、メンバーみんなでほっこりしています。

　そんな小さい子たちも最後に演奏した「パプリカ」は大きい子たちと一緒に大喜びで踊っていました。「パプリカ」は今や本当に人気の曲です。私たちも大好きな曲です。 　そして盛り上がり、盛大なアンコール。なんと今回は大きなプレゼントを準備していきました。7月にお邪魔した時にお礼に踊ってくれた「夢見る渋谷」という渋谷区のオリジナル曲をすーちゃんがアレンジしてくれて、アンコール曲に演奏することが出来ました。みんな大喜びしてくれて、アンコールをアンコールで2回演奏しました。さらに嬉しいことに、来年かきのみ園の周年行事でもこの「夢見る渋谷」を演奏してほしいと園長先生からのご依頼も受けました。そんな大切な機会を頂けて有難く、すーちゃんも苦戦しながら作った甲斐があったことと思います。来年もまた成長した姿を見せてもらえるのが楽しみです。

　さて、今回、ドラムののぞみちゃんの愛娘、紗英ちゃんが幼稚園のコンサートに初同行。朝早くの出発だったので準備の時から眠そうな様子でしたが、同年代の子たち入ってくると興味津々。楽団の後ろのほうからしっかりとお友達の様子を見ていて、みんなと一緒に歌い、リズムをとり、踊っていました。後ろにいたのでわからなかったのすが、ビデオにその様子が映っていてのびのびとみんなとコンサートを楽しんでいる紗英ちゃんにもほっこり、嬉しく思いました。こうやってこれからも一緒に楽しんで育っていってくれたらうれしいです。