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千川の杜演奏会(2019/5/25)

 今回で4回目となるコンサート。定期的に呼んでいただいてるのですが、4回目と聞いて「そんなもん??」とびっくり。とても馴染みがあるのでもっとお邪魔している印象があります。千川の杜さんのホールをお借りしてのカフェタイムでの演奏。司会はいつものMさん。ほのぼのおっとりした空気感がほっと心を和ませてくれる方です。

 定期演奏会から入ったトランペットの新メンバーの真理子さんと高弘くんが、今回のこのコンサートが訪問演奏デビューの場となりました。高弘くんは人前での演奏は定期演奏会が初めて。訪問演奏もまさに初めて。「コンサートっていいですね~」という楽しそうに感想を言ってくれたのがとても嬉しかったです。

 今回、初めて演奏した「パプリカ」はNHKのオリンピック公式応援ソングで、幼稚園や保育園など子供の世界ではすでに大流行とのことで取り入れてみました。多分知らないかも・・・という曲を入れるのは、我が楽団ではほぼないことなのでチャレンジでもありました。「パプリカ」の発表自体、今回が初めてだったのですが、たぶんオリンピックに向けて耳にする機会は増える予想。「あ、あの時の曲!」と逆に楽団を思い出してもらえたら嬉しいですね。この曲、子どもたちに流行っているだけあって、聞けば聞くほど、演奏すればするほど味があって素敵な曲だな~と思います。今後もいろいろな場所で演奏していきたいと思います。

 千川の杜さんは地元なので、今回もリズム体操さくらさんが参加してくださいました。リズム体操さくらさんが出てきてくれると、聴いている方がとても喜ぶのですが、この千川の杜のときは、いつもにも増してとても喜ばれます。飛び入りのダンスや掛け声に毎回大喜びしてくださっている方がいて、その姿を見ると本当に嬉しくなります。飛び入りの曲も増えて、ほぼ一緒に踊って盛り上げて下さって、今回も楽しませて頂きました。

 今回、予定を合わせて聴きに来てくれた知人が、私たちの演奏を初めて聴いてとても感動してくれていたのが嬉しかったです。その方はオーケストラでチェロを演奏していた方なのですが、スノードロップの演奏は聴く人の心を動かすと言ってくれました。みんなの優しさ、仲の良さが音に出ていると感じてくれたそうです。私たちにとってこんなにうれしい言葉はありません。技術を磨くために週に2回練習しています。でもそれ以上に聴く人が喜ぶ演奏を届けることを大切にしています。聴いてくれる方たちに優しいあったかさが届けられたらいいなと。それを感じ取ってくれる方がいること、それは私たちにとって宝物です。「誰かのために」していることが自然と自分の幸せにつながっているのだと思います。私たちは誰かが苦しんでいるのを横目に、自分だけ楽しむことはできません。自分たちの活動で幸せを感じてくれる人がいたとき、自分も幸せに思える、そういう活動をしていきたく、そういう人でありたいと思います。

 コンサートが終わると毎回美味しいコーヒーをご馳走してくださいます。そこでメンバーとほっと一息つかせてもらえるのも有難いひととき。今回も美味しいコーヒーと細やかな気配りをありがとうございました。また次回お伺いするのを楽しみにしています。

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