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風かおる里・アトリエ村レポート

~風かおる里~  2018年12月8日(土)豊島区にある「風かおる里」さんに初めてお邪魔しました。初めてなのですが、実は私たちととても深い縁があり、初めてというのが不思議なくらいです。それは今回声をかけてくださった所長のKさんは、実はアトリエ村から異動したばかりで、アトリエ村と言えば私たちスノードロップ楽団のデビューをさせて頂いた場所。そのデビューの時から私たちスノードロップをいつも応援し、支えてくれていたのがKさんだったのです。  アトリエ村さん、風かおる里さん、共に同じ系列でボランティアの方がたくさん出入りし、地域の方たちとの繋がりをとても大切にしていらっしゃいます。なのでスノードロップの活動と通ずるところがありすぐに理解し、いつも本当に親身になって支えてくださいます。その存在に私たちは本当に助けられてきています。

 Kさんのおかげで風かおる里さんでのコンサートが実現。  打ち合わせの時から、もうすでに勝手知ったるでKさんのほうから「スノードロップの紹介の模造紙ありましたよね?せっかくだから地域の方に見てもらえるようにここに貼りましょう!」と言って下さったり、こちらからお願いする前に怜大の休憩スペースを用意して下さったり、優しい心配りにとても感激し、安心して伺うことが出来ました。

 年忘れ会の出し物として参加させていただいたのですが、会の冒頭では普段利用者さんと顔を合わせることの無い調理スタッフの方たちに感謝状を渡すサプライズを企画していらっしゃって、職場の温かい雰囲気にとても感動しました。私たちもBGMに「特賞歌」を演奏してサプライズのお手伝いをさせて頂きました。  当日は会場いっぱいに利用者さん、地域の皆さん、リズム体操さくらさんなどたくさんのお客様でみんなで年忘れの演奏会を楽しんでいただきました。  今回、一番前列の方が、我が楽団の指揮者さんに惚れ込んで下さり、振り向くたびに「先生!こっち!」と呼ぶ姿がとても微笑ましく、それに応えて何度も握手をするたびに、会場からは笑いがこぼれとても暖かい空気が流れました。こういうひと時を経験させてもらえることが本当に幸せです。あ~来てよかったな~、喜んでもらえてよかったな~と演奏しながら暖かい幸せな気持ちに毎回なります。これが続けられる醍醐味なのだと思います。

 リズム体操さんとのコラボは地元でのコンサートの時はお馴染み&必然!いつも楽しく盛り上げてくださり、今ではなくてはならない存在で、一緒にできない時は寂しく感じるほどです。コラボを重ねるたびに振り付けも覚えてきたので、いつか一緒に踊ってみたいです。  最後は年忘れに因んで「一月一日」で演奏終了。そのあとに今度は私たちへサプライズのプレゼントが!利用者さんからの感謝のお手紙と怜大に花束を頂きました。ずっと暖かく見守り続けて頂いて、地域に支えられていることを実感し、有難い一日でした。またぜひお邪魔させてください。

~アトリエ村~

 そして年が明け2019年2月11日(月・祝)にはアトリエ村さんへ9回目の訪問。アトリエ村さんの行事のボランティア交流会での演奏を含めれば、今回はなんと10回目の演奏。1回1回ごとを振り返ると、スノードロップの歴史が蘇ってきます。一つ一つの積み重ねと、一人一人とのつながりが今に繋がり、今の私たちがあるのだと感慨深く思えます。  風かおる里さん同様、発足当初から深く理解し協力をしていただいているので、私たちはホームに帰ってきたような安心感を抱いています。Fさんのスノードロップ紹介は、回を重ねるごとに自分の事のように紹介して下さり、怜大の誕生日も出生体重ももう暗記してしまっているそうです(笑)本当の孫のように見守っていただいています。

 今回もリズム体操さくらさんとコラボ、さくらさんもどんどん柔軟にいろんな曲に対応して下さって、コラボの幅が広がっています。今度はどんな飛び入りがあるかな?!と、楽しみです。和やかに会場の皆さんを巻き込んでの掛け声も、楽器を吹くのに口がふさがっている私たちにとっては有難い応援です! にぎやかなさくらさんとの曲の後は少人数の楽器ごとに演奏するアンサンブル。

 最初はフルート・クラリネット・サックスの木管チーム。定番の「南国土佐を後にして」は、とても大人気で、会場の皆さんの歌声がとてもよく聴こえる曲です。続いてはサックス四重奏「雪国」普段はクラリネットのすーちゃんがアルトサックスで入っての演奏。いろんな楽器に持ち替えてチャレンジするのも我が楽団の楽しみの一つです。金管アンサンブルは「星降る街角」ドラム、ベースも加わり軽快な演奏をリズム体操さんが一緒に盛り上げて下さいました。  アンサンブルの良さは、他のパートの演奏をお客さんと一緒に応援しながら楽しめるところで、普段は気付かない発見もあったり新鮮なひとときです。  アンサンブルの後は「川の流れのように」「ブランデーグラス」「湯の町エレジー」など昭和を代表する誰もが口ずさむような曲を演奏。アトリエ村さんはピアノがあるので、バリトンサックスのめいちゃんが「I only care about you」はピアノでみんなを支えてくれます。この「I only care about you」はなぜか演奏する楽譜のタイトルが英語になっているのですが、実はあのテレサテンさんの「時の流れに身をまかせ」なのです。なぜ英語になっているかは不明です。。。

 幅広い年代の方が楽しめるように、毎回いろんな世代の曲を選び、「一緒に歌いましょうコーナー」として今回も歌詞本と共に楽しんでいただきました。その時、場所によってお気に入りの曲は様々です。その都度、どの曲が今日は人気かな?と皆さんの反応を見せて頂けるのも楽しみの一つです。  「高原列車は行く」「青い山脈」からアンコールの「東京ブギウギ」アンコールのさらにアンコール「きよしのズンドコ節」までリズム体操さんが最後までにぎやかに盛り上げて下さいました。客席の皆さんも手拍子や体でリズムをとったり「楽しい!!」とこぼれる笑顔に今回も元気を頂きました。毎回感じるのですが、はじめはちょっぴり固い静かな空気が1時間同じ空間で音楽を一緒に楽しむうちに、演奏する側、聴く側という壁がなくなり、歌と共に表情も心もほぐれ、最後には会場にいるみんなの気持ちが一つになっていくのです。そして帰りには「れいたくん」「また来てね!」と怜大を見守ってくださる方がまた一人、また一人・・・と増えて、暖かい気持ちを頂きます。

 地元でアトリエ村さん、リズム体操さんに見守られながら、暖かい環境の中で活動させて頂けて私たちは今回もまた幸せな気持ちを頂きました。こんな風に支え合っていける地域の繋がりをこれからも一つ一つ大切に築いていきたいと思います。

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