友の里演奏会(2018年6月23日)
今回で6回目となる友の里さん。こうやって定期的に呼んでいただき、お馴染みのお顔を見れるのは本当にうれしいことです。ご挨拶の時に、そんな風にお話ししたところ、「私も覚えてるよ!僕、何歳になったの?」
友の里さんに初めて訪問したのは怜大が中学生の時。そんな話をすると「そうだったよねー!大きくなったね!」とあたたかく迎えてくれる利用者の皆さん。皆さんに楽しんでもらえるようにとお邪魔しながら、反対にたくさんの力を毎回頂いています。
司会をして下さるスタッフのKさんは毎回丁寧に曲を紹介してくださいます。そんなKさん、なんと数日前にパパになったと!!何年もお邪魔している間に、そんな幸せのおすそ分けも頂けました!!
5月のたいように引き続き、ドラムまりさんのピンチヒッターで今回も昂大がドラム担当。 どんどん楽器が増える神谷君は、今回はホルンでの参加。怜大母も今回はテナーサックスに挑戦。 どんなことにもチャレンジするスノードロップ精神は、いろんな可能性を広げていきます。
一曲目は怜大の好きな「さんぽ」からスタート。 目の前の男性の方二人が最初から号泣。 生の演奏は心を動かすのかもしれません。 そしてトランペットのしんじくんのソロで始まる金管のアンサンブル「星のフラメンコ」。しんじくんの人柄が溢れる優しい音は、楽団メンバーも惚れ惚れ。そしてやはり、今回の演奏でも利用者さんの心を奪い「しんじくん!!」と名前を覚えられていました(笑)
しんじくんに限らず、メンバーそれぞれの音は、まさに人柄が溢れています。 ここで入ってくるこのクラの音が好き、ここの低音チーム格好いい!、お~トロンボーン今日もいいね~等々。 それぞれの楽器の音が聴こえるたびに、演奏するメンバーの顔が浮かびます。
みんながそばにいて、支え合ってる、この空気が大好きです。お互いを想い合うように演奏してくれる優しい雰囲気が大好きです。そして私たちの演奏に、笑顔と涙とで応えてくれる皆さんと過ごせる時間が大好きです。 何度も呼んでいただける場所には「ただいま!」という気持ちになります。
こんな風に優しいつながりが広げていけることは有難いことです。 今回、アンコールのアンコールでサックスアンサンブル「南国土佐を後にして」を歌いたいという方がいました。この曲は本当に人気があります。歌って下さった利用者さんが「もう、思い残すことはないです」と本当にうれしそうで、私たちもますます幸せな気持ちになりました。が、最後ではなく、また是非いつでも歌ってください! また次回、「ただいま!」と会いに行きますね!!