「2018年 始動」
- 皆川美香
- 2018年2月13日
- 読了時間: 3分
2018年最初の活動は、お馴染みの「友の里」さんです。 1月21日(日)に5回目のお招きをいただき、17名のメンバーでお邪魔してきました。

今年初の1曲目は「男はつらいよ」 演奏が終わった途端に「ブラボーーー!!」と目の前の方から声援と拍手を頂きました! こういった声は本当にうれしくて、一気に私たちの気持ちも盛り上がりました。 進行はスタッフさんのKさん。 いつも丁寧な対応をしてくださり、気持ちよく演奏させていただいています。 毎回、演奏曲が決まるとFAXで曲目をお知らせします。それに沿っていつも前以て調べてくださっているようで、今回も1曲1曲、その曲にまつわるエピソードを紹介してくださいました。同じように他の施設でも曲の紹介をしていただくことが多いのですが、スタッフの皆さん本当によく調べてくださって、曲紹介をしてもらいながら「へ~~!」「そうなんだ!」と私たちメンバーのほうが初めて知ることが多く感心して聞かせていただいています。 今回もメンバーからたくさんの「へぇ~~~!」が飛び出していました。

2曲目は「きよしのズンドコ節」続けて「笑点」 軽快なテンポの楽しいこの2曲は、利用者の皆さんも楽しい気分になるようです。目の前の方がニッコニコで楽しそうに揺れている姿を見ると、ほっこりあったかい気持ちになり、演奏しながら楽しさが増していきます。 まさに聞いてくださる皆さんと、演奏する私たちが一緒に作り上げていくコンサートだな~と、お互いの気持ちのキャッチボールを実感できるひとときです。 いつも前半に各パートごとにアンサンブルを演奏するのですが、楽器が少ない分、皆さんの歌声がとてもよく聴こえてきます。大きな声で気持ちよさそうな歌声を聴くと、「もっと楽しんでもらいたい!」とまたまた私たちの気持ちも盛り上がります。 そして後半は恒例の「みんなで歌いましょうコーナー」 歌詞本を見ながら、歌声はどんどん盛り上がり、中には昔を思い出し涙する方もたくさんいます。 音楽はその曲を聴いていた時代に心がタイムスリップしますよね。 それぞれの方の歩んできた情景が、コンサートの会場には存在するんだな~と毎回しみじみ思います。 そんな不思議な空間を感じるひとときが、本当に好きだな~と。
そしてこの日も楽しいひとときは過ぎ、アンコールもいただいたあと・・・ 「水戸黄門!!」という声が!この日の演目には入っていないので、誰も楽譜は持っていない、でも何度も演奏したことはある曲だけど、久しぶりだ、えーーーとどうだったかな???と、一瞬の間にメンバーの頭の中がそんな思いが廻ったはず(笑)すると、すーちゃんが最初のフレーズを吹き出したら、みんなが記憶をたどりながらひとつひとつ音が重なり、サプライズの水戸黄門演奏となりました!とっさのことでみんなどうしよう、どうする、どうだったか??といろんな思いがよぎりながらも、でもたったひとつ、『聴きたいという声に応えたい‼』この想いがみんなの記憶を手繰り寄せて演奏できた、楽譜にはないこの時だけの「水戸黄門」が出来上がりました♪

みんなの柔軟な臨機応変な対応とたくましさに感動^^ 改めて、みんなで支えあえばできないことはない!と思える瞬間でした。これがスノードロップのベースです。 今年初のコンサートは、また一年、楽しい予感をさせてくれるサプライズからのスタートとなりました♪
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