なごやか荒川 演奏会vol.6(2016/12/23)

　すっかり慣れ親しんだ『なごやか荒川』での演奏会は何と今回で６回目。この日は我がスノードロップ楽団にとって年内最後の演奏会でもありました。 　到着するなり、あちらこちらにお馴染みの利用者さんが沢山！『こんにちは～！』、『待ってたよ！』、『会いたかったよ！』など、嬉しいお声を掛けていただき演奏前からジーンと胸が熱くなりました。いつもながら思うのは『なごやか荒川』の皆さんは本当に元気イッパイ！色々な施設に伺っていますがノリの良さは NO.1 です。

　“ Christmas happy medley ”から始まり、美香ちゃんからのご挨拶→怜くん大好き！楽団のテーマソング“さんぽ”→“水戸黄門”→“暴れん坊将軍”、金管アンサンブルの“恋の季節”→サックスアンサンブルの“銀座の恋の物語”を演奏。“恋の季節”では、伊藤先生は勿論ですが、今回は高校生コンビの昂ちゃん＆優衣がとっても頑張りました。みんな揃っての練習時間が殆ど取れなかった中、それぞれが自身のパートに責任を持って演奏しているなぁ、成長したなぁと感動しながら聴いていました。

　そしてお次は待ってました！の『一緒に唄いましょうコーナー』です。“とんがり帽子”→“高原列車は行く”→“旅の夜風”→“憧れのハワイ航路”→“青い山脈”、と演奏。施設全体に大きな歌声や笑い声、懐かしむ声が響き渡り、自然と私たちの身体もリズムに乗って動き出していました。

　楽しい時間はあっという間に過ぎ、いよいよ最後の曲の“真っ赤な太陽”を吹き終え、この日の演奏会は終了。とここで、皆さんから元気よく『アンコール！』の催促をいただき、大盛り上がり間違いなし！サブちゃんの『まつり』を演奏。この“まつり”、実は裏ではちょっとした騒ぎが。。この曲はトランペットが肝心要。サビの部分でトランペットの格好いいソロが聴かせどころなんですが何と前日に吹くはずだった神谷くんが急病で参加する事が出来なくなり一度も吹いたこともなければ譜面を見たこともない優衣がぶっつけ本番で吹くことに。。吹けるのか、大丈夫かと心配するみんなをよそに想像以上の素晴らしいソロを吹いてのけました。子供って凄い。。

　今まで何度となくチャンスをピンチにしてきたスノードロップ楽団ですが、今回もまさに！でした。流行語大賞に輝いた『神ってる』とはこういう時に使うのでは？と。体調を崩して苦しんだ神谷くんには悪いけど、神谷くんが来られなくなったお陰で高校生の二人が“自分が頑張らないと”と今回の事で責任感を持つ事が出来た良い機会だったと思います。神谷くんごめんね（笑）

　続いてアンコール二曲目の“一月一日”で演奏終了。みなさんが良い年を越せますように！、来年も元気なお顔を見られますように！とご挨拶をして幕を閉じました。と、ここでスタッフの秋元さんから『皆さん一人ずつ自己紹介をしていただけますか？今までやった事なかったですよね～！』とご提案いただき、スマイル担当、美緒ちゃんと怜くんの元気の良い挨拶を皮切りに、一人ずつ自分の名前とパートを紹介をしていきます。その度に『よッ！』、『いいぞッ！』となごやか荒川さんらしい威勢の良い掛け声が。この暖かい空間が居心地がよく大好きです。

今年も必ずみなさんに会いに行きます！今回も楽しい時間を有難うございました。 　団員のみなさんも昨年中はたくさんお世話になりました。今年は更に熱く楽しい演奏をしましょう！本年もどうぞ宜しくお願い致します！