夏休み、スノードロップイルカツアー(後編)
●ペンションひゅっかり

今回の旅のもうひとつの楽しみ。 それは、バリアフリーのお宿、ペンションひゅっかりさんおに泊まれることです。 「ひゅっかり」とは、福祉の国、デンマーク語で“来客に扉を開き、全てを包み込む暖かさと、食事などで、最高のおもてなしをする”という意味です。 お年寄りや障害のある人でも気軽に利用できる温泉のあるペンションです。 2階の客室3部屋を我々一行で貸し切りの状態でした。 部屋には、介護用の電動ベッドがありました。 こうちゃんの手にリモコンがわたると、ゆっくりと眠ることができませんでしたが、笑いの絶えない時間となりました。


ペンションには、2階や地下に移動できるエレベーターがあり、怜君も快適に部屋まで移動できました。 お風呂には入浴リフトや手すりが設置され、バリアフリー介護のためのつくりに安心感を抱きました。
●白いスタッフ、さくら

ひゅっかりに到着したら、白い犬が出迎えてくれました。 女の子で、サクラという名前でした。 ペンションのご主人の息子さんが飼い主さんです。 毎朝、スタッフとして出勤しているのだそうです。 まるく小さな瞳がなんとも言えないかわいらしさで、もふっとした毛並みはとても気持ちがよかったです。

人懐こく、我々のところによってきてくれて、すぐに仲良くなっていました。 こんなことをしても怒らないとても懐の深い子でした。

皆様はくれぐれも真似しないように……。 サクラ、ごめんね。
●あなたと共に生きていく

お待ちかねの、夕食です。 ご主人がご用意してくださいました。 伊豆は、本当に海鮮が美味しくて、おさかな天国です。 みなで舌鼓を打ちました。
で、なぜこの小題をつけているかというと……テレサ・テンの「あなたと共に生きていく」がただひたすらにループで流れていたからです。 いつ終わって、いつ始まったのかも気づかないくらい、自然と繰り返されていました。10回以上は聞いているはずです。 ご主人がお好きなのでしょうか。

美味しい食事のあとは、大きな浴室でバスタイムです。 お風呂上りのすぐそこのリビングでは、カラオケが始まっていました。 デイサービスで使用している、簡易カラオケセットで、ぞんぶんに楽しむことができました。皆川家はみんな唄が大好きです。 最初は遠慮していたこうちゃんでしが、最後には物まねをたくさん披露してくれていました。サザンや尾崎豊、スマップ、美空ひばり……。本当に芸達者で、いつも笑わせて、楽しませてくれて、とてもかわいいです。怜くんも大興奮でした。
●奇跡の美白スポット 時間が経つのは早く、もうひゅっかりさんともお別れです。最後に記念撮影と思い、みおちゃんと私の使った部屋で写真を撮りました。 プレビュー画面を見て、ビックリ。 肌がすごくきれいに写っていました。調子に乗って、何枚も撮ってしまいました。 怜くんママも呼んで、撮りました。 朝9時のひゅっかりの2階のお部屋は絶好の撮影スポットなので、おすすめですよ。



●イルカ浜での海水浴

イルカとは泳げませんでしたが、イルカ浜での海水浴を楽しみました。 そしてこれが、怜くんにとって人生初の海水浴でした。 やけどしそうなくらい熱い砂浜、まぶしい海……テンションが上がります。 台風が過ぎた後だったので、とても良い天気でした。 1日ずれていたらなぁと思いましたが、こればかりは言っても仕方ありません。 起こったことは全て良いことです。 砂浜にテントを張り、浮輪を膨らませ、海へと入りました。 砂は熱くて、歩くのも大変でした。

水がとても澄んできれいでした。 水面から3mくらい下も余裕で見通せました。 海藻や魚が見えました。 怜くんは、波打ち際のスリルを味わっていました。 引き潮も、強い打ち寄せる波もあり、身体ごと持っていかれそうな危なっかしさがありました。 パパやみんなで交互にサポートして、一緒に楽しみました。 怜くんの笑顔がきらきらと光っていました。

約2時間ほどの海辺の時間を楽しんだあと、帰路につきました。 海に入った身体は心地よく疲れていました。 楽しかった出来事の一つひとつが思い出へと変わっていくのを感じました。





















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