アトリエ村コンサートvol.5
新しいことにも、みんなで挑戦すると楽しい!
そして、新たな仲間が増えたことを、とても心強く感じたコンサートでした。
第5回目を迎えたアトリエ村の定期コンサート。
「和太鼓心動隊 動志」の2人とのコラボレーションがかたちとなり、お客さんに力強い演奏を届けることができました!
本番直前の午後1時半。
ステージ横で、いつもは見慣れない大きな和太鼓と大きな男性が2人、スタンバイしていました。
「和太鼓心動隊 動志」の幸介さんとうぶちゃんです。
お二人はクラリネットのすーちゃんと、かねてからの知り合いでしたが、こうしてコラボレーションするのは初めてでした。以前から、一緒に何かできたらいいねと話していたようです。
今回、一緒に演奏することになった曲は、「会津磐梯山」と「まつり」の2曲でした。
本番までの限られた時間のなかでこの2曲の練習を、一緒に重ねてきました。
千早文化創造館や桜川地域センターなど、いつもとは違う練習場所に集まったりもしました。
日下部さんが練習を見てくださった日は、動志さんのソロや合いの手が入り、曲に動きがでてきて、とても楽しいものができそうだと、期待感が膨らみました。
練習の過程で聞かせてもらった太鼓の音は、身体の芯に響いてくる力強い音で、仕事帰りの疲れた体に元気をくれました。
7月16日には、千川のお祭りの演奏を楽団のメンバーで見に行ったりもしました。
8月6日、気づけばあっという間に本番の日を迎えていました。
私たちが9曲目のリンゴの唄の演奏を終え、動志さんふたりだけの演奏が始まりました。
振動が体の奥にずんと伝わる感覚を楽しみました。
太鼓の音は、びっくりするくらい大きくて圧倒されました。 でも、そのパワーが人を元気づけ、エネルギーを与えてくれるなと思いました。
楽譜がないのに、ふたりは息がぴったりで、どう合わせているのだろうと思いました。 お客さんも、みんな真剣に、そして楽しんで演奏を聴いているのがわかりました。
ふたりだけのステージのあとは、お待ちかねのスノードロップ楽団とのコラボレーションです。
「まつり」と「会津磐梯山」です。どちらもお祭りを盛り上げてくれる格好いい曲です。
ふたりのリズムと振動が加わり、気持ちのいい演奏をすることができました。
「まつり」は、さぶちゃんの唄が聞こえてきそうでした。 会場が熱気で暑くなっていました。 こうして、1年近く温めてきた企画を実現することができました。
そしてこの日は、日下部さんが書いてくださった新譜「れいたの歌」new version初披露の場でもありました。
実は、全員が集まって演奏できたのは本番のこの1回きり。 さすがスノードロップメンバー。 本番に強いみたいです。
伊藤先生の彼女さんのオーボエの音も、とても綺麗でした。
日下部さんは、この曲をとても短い時間で書き上げたと、演奏会の帰りにこっそりと教えてくださいました。 改めてすごい方だなと、またまた驚いてしまいました。
そして、おなじみのリズム体操さくらさんとのコラボレーションです。 さくらさんのいない「きよしのズンドコ節」や「さんぽ」はいつもより寂しく感じるようになってきています。
お揃いのピンクの衣装が若々しくて、目の前で踊る姿が鮮やかでした。
うれしい気持ちになりました。
そして、今回の写真をすべて撮ってくだったヤマキさん、いつもありがとうございます。 たくさんの人たちの支えと協力で、演奏会を終えることができました。
これからも、優しい輪がどんどんと広がるスノードロップ楽団でありたいなと思いました。