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なごやか荒川vol.5 2016/7/18


 7月18日月曜日、祝日。

 この日はディサービスなごやか荒川さんでの5回目のコンサート。

 とても居心地の良い馴染みの場所、お馴染みの利用者さん、職員さんに温かく迎えていただき、今回も楽しいひと時を過ごさせていただきました。

 1ケ月に1~2回の頻度で様々なところにお邪魔して演奏させていただき、コンサートの回数も20回を超えました。いろんな場所でいろんな出会いがあります。そんな中で、時々障害のある怜大を「かわいそうだ」と涙する方にも出会います。

 今回は楽団の紹介で、敢えてそのことについて触れさせていただきました。

 みなさんにお配りするパンフレットにもすーちゃんが載せてくれました。

 とても分かりやすく、私たちの想いをまとめてくれているので、ぜひこの場で紹介させてください。

 今回は改めて、この楽団を作るきっかけになった『怜大くん』について、お話しさせていただきたいと思います。今ここにいる怜大くんは現在、高校二年生の男の子です。

 怜大くんはお話しすることも、見ての通り自分の足で歩くことも出来ません。そんな怜大くんを見て、‛可哀想‘という方が少なくありません。可哀想とはどんな人のことを指すものなのでしょうか。障害を持って生まれてきた人は可哀想で一生不幸なのでしょうか。そんな子供を持った親や兄弟もそうなのでしょうか。でも、それって間違いなんです。世間の間違った見方なんです怜大くんは決して不幸なんかではありません。いつも家族や、お友達に囲まれて楽しく過ごしています。時にはお腹を抱えて笑い合うことだってあります。

障害は個性です。皆さんにも得意なことがあれば不得意なことがあるのと同じことでなんの変りもない同じ心を持った人間です。この事を多くの方たちに知ってもらいたくて、この楽団は出来ました。なので皆さんにお願いがあります。障害のある方を見かけたら、このお話を思い出してください。

 幸か不幸かは障害のあるなしではないことを。

 自分を必要としてくれる人がいること、愛し、愛してくれる人がること、そして一緒に泣いたり笑ったりする人がいることだということを。

 私たちはこの想いをたくさんの人に届けるために、音楽やスポーツや様々な活動を通して伝え続けていきたいと思います。

 私たち楽団は演奏させていただけるところがあれば、ぜひお伺いさせていただきます!

 ご関心、ご要望のある方、ご連絡下さい^^→mica1018@hotmail.com

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