top of page

千川の杜演奏会(2016/5/15)


 今回、演奏の依頼をいただいたのは豊島区の“千川の杜”という、まだ設立されて間もない特別養護老人ホーム。とても綺麗でピカピカの施設。演奏会場も広く、職員の方達も暖かく私達を迎えて下さいました。

 さて、演奏の幕開けは皆さんの大好きなテレビ時代劇の“水戸黄門”と“暴れん坊将軍”。大きな拍手で大盛り上がりのスタートとなりました。

 そして、ここで美香ちゃんの挨拶。私達の主旨、そして怜くんの事を分かりやすく、とても心に響く言葉で伝えてくれました。こうやって色々な場所で私達の活動を私達の声で伝えていく事の大切さを改めて感じました。

 さあ、演奏の再開です!今回もお馴染み『リズム体操さくら』さんとのコラボの始まりです。先ずは私達のテーマソングの“さんぽ”から。そして“きよしのズンドコ節”。こちらでは、お杓文字を使って身体を動かしながら皆さんに楽しんでいただきました。最後のコラボ曲の“憧れのハワイ航路”では踊り手と一緒に身体を動かしなが歌も唄っていただきました。皆さん、とても楽しそうに参加して下さいました。  普段、なかなか身体を動かす機会が少ない方達が多い中、この様に楽しみながら運動をすることができる、この企画はとても素晴らしいと思います。福島先生始め、リズム体操さくらの皆さん、今回も有難うございました!

 お次はアンサンブルのコーナー。先ずは木管アンサンブルで“見上げてごらん夜の星を”を演奏。すると、こちらは歌詞カードを用意していなかったのですが、会場全体から皆さんの大きな歌声が響いてきました。演奏しながら胸が熱くなるのを感じました。

 続いて金管アンサンブルで“星降る街角”を演奏。するとビックリ!楽しいサプライズが!!リズム体操さくらのメンバーの一人が『あ~!堪んないわぁ!!』とノリノリの踊りを披露。楽しげな笑いが会場のあちこちから聞こえてきました。

 そしてお待ちかねの『一緒に唄いましょう』のコーナーです。懐かしい昭和の歌謡曲のオンパレード。『東京ラプソディー』から始まり、次は『旅の夜風』を演奏しました。すると一番前の席で車椅子に座ったおばあちゃんが演奏が終わると同時に“バンザ~~イ!!”と大きな声で両手を挙げました。それに一番後ろの席の車椅子に座ったおじいちゃんも真っ赤な顔で大きな口を開けて泣いていました。これには私も堪らず貰い泣きをしてしまいました。懐かしい当時の情景が浮かんできたのでしょうか。。

 その後も“青い山脈”、“憧れのハワイ航路”、“北国の春”と懐かしい曲を演奏し、最後は“日本愛唱歌アルバム”を演奏しました。会場のあちこちで涙する人の姿を目にしました。

 最後の曲の演奏が終わるや否や会場から『アンコール!』の嬉しい声が。“上を向いて歩こう”と“リンゴの唄”を演奏して幕を閉じました。一時間がアッと言う間に感じるほど、とても楽しく幸せなひと時でした。

 千川の杜さんからは早くも9月24日に次回のオファーをいただきました。今後も定期的に伺い、皆さんのもっともっと喜ぶ顔を見る為に一層、頑張らないと!!

 今回、演奏を聴いて下さった方々、こちらでの機会を作って下さった方々、リズム体操さくらの皆さん、そしてスノードロップの仲間達、皆んなに『バンザ~イ!!』

 ありがとうございました~!

Recent Posts
Search By Tags
Follow Us
  • Facebook Basic Square
bottom of page